映画『40万分の1』

鑑賞日：3月10日

新卒ハロワとのタイアップ広告で知った作品。ちょうどまあまあ近い劇場で公開あったし、このテーマの作品は仕事的にも観といたほうがいいかなと思って鑑賞。

【感想・メモ】

『何者』（映画は見てない。原作は読んだ。）と違って捻くれていないまっとうな就活映画。序盤の童貞押しは若干観るのがしんどかったけど、主人公が成長していくフェーズに入ってからは素直に面白かった。就活＝恋愛という考え方は個人的にはあまり好きじゃないけど、まあわかりやすいはわかりやすいし作品にするには扱いやすいよねー。

特に私文の多くの学生が大学生活で一番成長するのは、大学としてはあまり良くないことだろうけど就活なんだよなーということを改めて感じた。就活期の学生からすれば学生時代あまり頑張ったことがなくても就活期に頑張ればチャンスはあるんや！という捉え方でもできるし、低年次生からみればやっぱり学生時代になにかやっといたほうがええんやなーという見方もできるし、学生が観るといい就活映画だと思う。

前向きな終わり方をしながらも安易に超ハッピーエンドにしなかったのも◎。これで超一流企業に内定して終わっていたら一気にリアリティが消えるところだった。落ちるのが当然、切り替えよう！みたいな会話をするシーンも何回かあったことも含め、変に綺麗事化せずリアルにそして一方で前向きに就活を描いているのが良い。「観る就活プロジェクト」には今後も期待。