torahouのブログ

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20卒就活定点観測①(解禁直後)

解禁日から一週間たった。感じていることメモ。

●解禁直後合説

3月上旬の解禁直後合説、昨年はあまりの盛り下がりっぷりにびっくりしたけど、どうも今年は更に3割〜4割ぐらい減っているっぽい。参加企業も数はともかく質(という言い方はあまり良くないけど)は低下していると思う。

インターンでの母集団形成や学内合説系イベントが活発化している現状を考えると当然の結果ではある。そりゃ①学内合説なら出展料かからずに一定数のターゲット校の学生と接触できる②早期から活動している中規模以下大学の意識の高い上位層学生と接触するには3月合説では遅い③そもそも合説参加学生数減少傾向、ということを考えたらこの時期の合説出る意味ないじゃんってなる企業増えるわな。1日から容赦なく学内合説実施している大規模有力校も増えているっぽいし、このサイクルは止まるどころか来年は更に加速するやろなあ。

 

●格差

オープン型の合説が縮小して学内説明会が主戦場になると格差は広がる一方やわな。ピーク期に学内合説打てる大規模有力校とそれ以外の中堅以下校、有力校の学内合説に参加できる大企業・人気企業とそれ以外の企業。

特に解禁日以降は有力校の学生は待っていてもチャンスが降ってくるけど、それ以外の学生は自分から動かないとチャンスが少ない。学生数が多くない大学はどう言っても解禁直後に学内合説開催するのはハードルが高いしなー。まあしゃあないけど世知辛い。

今は売り手市場だから中規模以下校の学生でも自分から積極的に動けばチャンスはあるのが学生からすると救いか。

・中規模以下校と学生を集めにくい企業の立ち回り

大学側は規模が小さくても企業を呼びやすい解禁以前の学内行事とある程度落ち着いてからの学内説明会に力を入れるのが妥当かな。月並だけど優良だけど知名度が低くて苦戦しているような企業と学生をどうマッチングさせるかが大事でしょう。

企業側は有力校以外のトップ層をどうやって確保するかが大事かな。大学にアプローチして早期の大学主催イベント→インターンとか就活カフェ系→インターンとかの流れか。媒体に「3月合説参加数少ない!責任取れ!」みたいなこと言っていても埒が明かないですね。

●結論

格差社会!特に売り手市場の今、ふつーに動けば良い学生採用できるような企業以外の採用担当者は辛い。