舞台『けむりの軍団』
RWCの合間に仕事して、さらにその合間に舞台や映画に行くのでクソ忙しい。
鑑賞日:10月17日
【感想・メモ】
やっぱり新感線、いのうえ歌舞伎はエンタメに吹っ切れていて本当に良い。映像を使った派手な演出も演者の能力もストーリーも楽しい。変にあとに残るものがなくスッキリさっぱり終わるのも◎。久しぶりに周りに合わせて仕方なくではなく、自然にスタンディングオベーションした。
最後、輝親(池田成志)が「ハハー」と畏まっただけで笑えるのは演者の力、キャラクター設計、ストーリー、演出が噛み合った成果で凄いなーと思った。新感線の舞台はコンテクストで笑わせるようなシーンも多くて、それはそれで面白い一方である種のズルさを感じることもあるけど、このシーンはこの作品単体だけで成立しているのが評価高い。
あと早乙女太一の殺陣はやっぱり凄い。明らかにレベルが違う。無双させるシーンは映えていいけど今回のように敵役だと負けさせるのも大変だなーと。