torahouのブログ

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男性一般事務職採用という可能性

ちょっと前に東洋経済かなにかの記事で読んだ「女性が一般職に追いやられている」「銀行でも窓口業務ばかり」みたいなことが書かれた記事が頭に残っている。

それは数字で見ても間違いないと思うんだけど、一方で「男性が総合職に追いやられている」「男性は営業職ばかり」みたいな言い換えもできるはず。男性でも一般事務職でで働きたいという需要は増えてきているけど、それに対応している企業はほとんどない。女性の幹部登用とか総合職採用に数値目標立ててる企業はあっても、男性の一般事務職を増やそうと掲げている企業は聞いたことない。

今は新卒採用難と言われているけど、職種転換制度をしっかりと導入した上で男性の一般事務職を募集すれば差別化できて、これまでアプローチできていなかった層の(意識はともかく能力的には)優秀な学生が取れると思うんだよなー。そのまま一般事務職で活躍して働き続ける人がいてもいい。働いているともっと責任ある仕事がしたい、稼ぎたいとなる層も一定数いるはずだから、そこを総合職転換すれば営業部門とかの人員も確保できる、と思う。

特に新卒の学生は、イメージ先行で事務が良い、営業は嫌、みたいなところがあるから入り口として一般事務職採用をするのは戦略として考えられる気がする。もちろん、このご時世に事務職だけが増えてしまうかもしれない、というリスクは大きいわけだけど。