torahouのブログ

99.9%自分用メモ。映画・舞台・ラグビー等。

爆音映画祭@難波

25日〜28日になんばパークスシネマであった爆音映画祭。計3作鑑賞。

レ・ミゼラブル

実は初鑑賞。ミュージカル映画として素直に面白い。長いけどダラダラしていないし、色んな人の人生が垣間見れる作品だから映画観たーという感じが味わえる。音響も歌はキレイに聞こえるし、銃撃戦の音とかは迫力があって良かったかな。

ヒュー・ジャックマンが「サーカスじゃないんだぞ」とか言っているシーンはちょっと笑ったw

アマンダ・セイフライドはやっぱり可愛い。ルックスだけで言うと白人女優の中で一番好きかも。

『セッション』

ずっと観ようと思っていながらも観れていなかったのでこっちも初鑑賞。すげえエネルギーのある狂気を感じる作品やな。クライマックスの殴り合いのような演奏と指揮のシーンは震えた。憎しみ合いならも音楽キチガイの二人は演奏を通じて認めあったということでいいのかな。彼女も親の優しさを捨ててでも音楽を極めるといのが結局ニーマンの生き方なんだろうし、何かを極めるには他のものを捨てなければならないというのがチャゼル監督の考え方なのかな。

あとエンドロールへの入り方が素晴らしい。演奏への観客の反応を入れずに直でエンドロールに入ることでいろんな捉え方ができる。大歓声の中でエンドロールに、ということもできただろうけど、それだと凡庸な作品に成り下がってしまいそう。

ラ・ラ・ランド

これはロードショーでもオンデマンドでも観た。エピローグシーンの中のセブがスタンディングオベーションするシーンはいつみても泣ける。

ただ、セッションのあとで観るとセブが夢を叶えることができたのもミアとの生活を捨てたからなんだよなーと強く感じた。よく見るとエピローグでのミアとの幸せな生活をしているセブは夢は叶えられず、成功したミアのヒモ的な存在に描かれている。これはこれで幸せなんだろうけど…。セッションを観る前にはあんまり気にしていなかったけど、成功するにはなにかを捨てなければならない、というチャゼル監督の考え(多分)がこっちにも出てるなー。