映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
先日観れなかったのを昨日リベンジ。平日昼間でも混んでた。
【感想・メモ】
ミッション・インポッシブル的な緊張感のある作品で面白かった。綿密な作戦とそれでも起こる想定外への対応。筆記試験を題材にこんな緊張感のあるエンタメが作れるんだなーと感心。エンタメ映画=アクション映画という風潮になりがちだけど一石を投じた感がある。
加えて、エンタメの中にも貧富の格差やそれにともなう学歴格差で格差が拡大していく様など社会風刺的な要素も感じた。結局大きなリスクを負っているのは貧乏な二人で金持ちは人をうまく使っているだけ(リンの告発後なんらかのペナルティは負ったんだろうけど)。悲しい。
それにしても主人公リン役の役者、うまいしめっちゃ存在感がある。インド映画に続いてタイ映画も注目される時代になるかも。