ラノベ『生徒会の周年』
昔からそんなにラノベを読まないタイプのオタクだけど、このシリーズは数少ない発売日近くに買って読んでいた。今作もとりあえず買ったものの積読化してしまってたけど、ようやく読めた。
自分の時間感覚的には信じられないけど、シリーズ10周年おめでとうございます!しかし『新生徒会の一存』ですらもう5年前…。嘘やろ…。
【感想・メモ】
久々に読むとやっぱり面白い。こんな作品やったなーという感じ。そういえば深夏の暴走ギャクは当時も寒く感じていたな…。
基本的にキャラがしゃっべているだけの毒にも薬にもならない感が好き。ビジュアルのある漫画やアニメならともかく、小説形態でただただしゃっべているだけで作品を成立させているのはやっぱり凄い。生徒会シリーズの流れから読んだ『マテリアルゴースト』『ぼくのゆうしゃ』も含めて、基本的に地力のある作家なんだろうな。あと本編をちゃんとハーレムエンドで終わらしたのは偉い!
もう流石に、流石にこのシリーズの新刊は最後(多分…)だと思うと寂しさを感じないでもない。いまさら『ゲーマーズ!』を読む気はないけど、もしその次に葵せきな作品が新しく出れば読もうかな。