映画『スターリン葬送狂騒曲』

観たのは数日前だけど寝落ちとかで書き損ねてた。これ観るために久しぶりにそこそこ近くのローカルシネコンに。観客がヘビーな映画マニア感を醸し出している人ばっかりで若干気圧された。

【感想・メモ】

主要登場人物であるスターリンの側近たちの動きだけにフォーカスすると、騙し合いやおっさん達がちょっとしたことに必死になっている姿(スターリンの娘にどっちが早く近づくか競ったり）は完全にコメディ。普通に笑える。
一方でそのおっさん達のコメディチックな動きのせいで数千人が平気で死んでいく。怖い。『帰ってきたヒトラー』以上のブラックコメディやな。これが史実（らしい）という意味でも。
作品としては入りのシーンが完璧でストーリーのテンポも良く面白かった。良作。あと、原題『THE DEATH OF STALIN』を邦題『スターリン葬送狂騒曲』にしたのは有能やね。興味を惹かれるタイトルだし作品を表してる。邦題が『スターリンの死』だったら多分観に行っていない。

映画とは全く関係ないけど、観る前に食べた焼き肉が大変良かった。焼肉ダブル定食(赤身2人前・ライス・スープ・キムチ)＋塩タン(厚切り！)が1600円流石にアド。写真は適当に撮ったからあまり美味そうじゃないけど…。