映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
鑑賞日:2019年9月7日
【感想・メモ】
まあ素直に面白かったかな。ちゃんとシャロン・テート殺害事件を予習していって良かった。これ知らないまま観たら、どんでん返しの意味もわからず全くおもしろくない気がする。
映像として魅せられるシーンが多いし、展開的にもそうくるかーという感じだし、笑わせにきてるシーンはちゃんと笑えるし良く出来てる。リアリティを出しながら最後に史実と異なるシーンで笑い飛ばすところも含めて。ただ、なんか評価されすぎている感じはするんだよなー。例えばこれが無名監督のデビュー作(もちろんこんなキャストでできるはずないんだけれど)だとしたら、ここまで絶賛されていなかったとは思う。タランティーノブランドに騙されている感じもある作品という印象は否めない。ちなみに2回観たけど天気の子も新海誠ブランドに騙されていると思う。
映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』
鑑賞日:2019年8月30日
【感想・メモ】
設定と予告編がめっちゃ面白そうだったから期待して初日に鑑賞。したけど、ちょっと思っていたのと違うかったかな…。もうちょっとコメディ色を強くするとか、主人公対暗殺者にフォーカスするとか、いっそもうちょっとシリアスに寄せるとかしたほうが良かったような。なんとなく中途半端になってしまっている印象。
オチ含めて所謂ブラックコメディというジャンルなんだろうけど、なんともいえない微妙さ。ユーモアは感じるんだけれどねー。
あと邦題は良かったと思う。なかなかセンスを感じる。
映画『ロケットマン』
鑑賞日:2019年8月28日
【感想・メモ】
タロン・エガートン=エグジーというイメージが未だにあったけどもうちゃうんやなーと。歌唱力も高くて見事な演技でした。やるやん。
ただ作品全体としては微妙。僕がエルトン・ジョンにほとんど興味がなかったのもあるかもしれないけど。導入はかなり工夫されていてうまく引き込まれたけど、その後が微妙。決して面白くないわけではないけど、メリハリがあんまりない。ずっと同じテンションで気づいたら終わってた、みたいな。ボヘミアンのライブエイドのシーンのようなクライマックス!的シーンがないのはやっぱり寂しい。本人が存命でがっつり監修している以上、よくも悪くも現実的すぎる内容になる部分は仕方ないのかなー。
映画『あなたの名前を呼べたなら』
鑑賞日:2019年8月20日
【感想・メモ】
うーん全く共感できなかった…。若干疲れていたのもあるけど最序盤にかなりウトウトしてしまった。そのせいでうまく入り込めず共感できなかったのも多少あるのかも。
身分違いの恋というテーマだけど、あまりに現実感を感じられなかった。ホンマに現代を舞台にしているのか?っていう感じ。とはいえこれは昔を懐かしむといった話じゃなくて、インドの現状をある程度表しているテーマなんだよなあ。世界って広いなーとは思った。
映画『風を捕まえた少年』
鑑賞日:2019年8月20日
【感想・メモ】
イイハナシダナー。
捻くれてなくて良い作品。素直に感動できる。実話ベースということでドラマチックではあるけど現実感もある(当たり前だけど)。この少年は風車を作ろうというエネルギーや学ぼうとする意欲も凄いけど、なにより立派なのは周りを巻き込む力だよなー。お父さんからの協力は得れるまで紆余曲折あったけど、友人たちからはすぐに前向きに協力してもらってる。ただただ知識があるだけじゃなくてこうしたスキルがあるのはまさに天性のリーダー(多少の脚色はあるのかもしれないけど)。
学んで周りを巻き込んで実践して結果を残す、そんな人に私もなりたい。