舞台『メタルマクベス disk2』

disk1はライブビューイングで鑑賞。クルクル回りながら観たいなーと思ったのでdisk2は頑張って東京に遠征。始発出発、終電間際の帰宅による睡眠不足が今日になってちょっと堪えてきている…。

【感想・メモ】

大原櫻子が非常に良かった！！濱田めぐみや長澤まさみに比べると舞台役者としては格落ちだろうと思っていてごめんなさいという感じ。特に後半のクオリティはすばらしかった。本職だし歌唱力には期待はあったけど、狂人の演技がここまでできるとは思わなかった。個人的には濱田めぐみverより好き。

マクベスは橋本マクベスのほうが好みではあったかな。ただ若い二人が夫婦を演じたことで、飛ぶ鳥を落とす勢いで昇進したけど若気の至りで大失敗した、みたいなdisk1とは少し違った味わいがあった気がする。

あとはじめて行ったけどステージアラウンドの設備すごい。クルクル回るのも楽しいし、プロジェクションマッピングの力もあって上下や前後にも動いているような気分にもなる。非常に没入感ある。えいぞうのちからってすげー。

加えて、場面によっては舞台2つを同時に使うといったこともできて演出の幅も広がっている。マクベスと夫人が同時に歌うクライマックスに近いシーン、ライブビューイングでは確かカメラワークで切り替えて交互に映されていたけど、舞台2つ使って同時に演じているのを観るとスクリーンで観たときより格段に迫力があって良いシーンだった。

映画も4ＤＸとかでアトラクション化している部分もあるけど、舞台もこういう時代になってきてるんやね。実際に体験するとちょっと衝撃だった。演出も設備をうまく活用していたと思う。

disk3も現地に行くことになりそうやなー。